どうも、自衛官妻のメイです。
夫にこんな質問をしてみました。

自衛官の給与ってどうやって決まってるの~?それって増えるの?あと、これから転属もあると思うけど、手当って貰えるのかな?そもそもどんな構造になってるんだっけ?

・・・・・わかんない。
夫の頭から煙が出ているのがわかりました。
でも真面目な夫は、調べてきてくれました!
「自衛官って、本当に衣食住がタダなの?」
皆さん、一度は気になったことがあるのではないでしょうか?
私も最初は「衣食住は無料だから、給料のほとんどが貯金できるのかな?」なんて思っていました。
調べてもらうと、実際は給与明細に乗る前から天引きされていました。
「調整率」や「食事代」「医療費」など、給与明細だけでは分からない部分も意外と多いんです。
この記事では、自衛官の給与の仕組みや、手当の種類、昇給システム まで、自衛官の妻目線でわかりやすく解説します!
この記事を読んでわかること
・「自衛官の衣食住が本当に無料なのか?」の真実
・ 夫の給料明細だけではわからない「調整率」「食事代」「医療費」の仕組み
・自衛官階級別の平均給与と、昇給の流れ
・自衛官に支給される手当の種類と条件
自衛官の俸給月額””本当に衣食住はタダなのか?””


給与明細って「いくらもらっているか」しか見てなかったけど、自衛隊にはどんな手当があるんだっけ?
まずは、基本となる俸給の構造を見てみよう。
月々に支給される給与のことを「俸給(ほうきゅう)」といいます。
俸給明細とはいわないんだ?←(俸給+手当等があるから給与明細となるとか)


基本となるのが太線枠内の俸給月額ってことね。
各自の状況によって枠外が発生するってわけ。点線(△)は給与から引かれるものだね。
調整率ってなんだろう?
常時勤務態勢等である自衛官の任務特性を踏まえ、一般的な公務員のような超過勤務実績に応じて手当を支給するのではなく、あらかじめ一定の超過勤務手当相当分を含んだ俸給になっているみたい。
なので、「基本俸給の約10%」は、最初から上乗せされています
食事代って何?
営内・・・駐屯地の中(に住むこと)
営外・・・駐屯地の外(に住むこと)
自衛官は営内に住むことを基本としているそうです(幹部は営外が基本です)。
なので、実は営内居住の経費分は俸給から引かれていたのです(実は無料ではなかったということ!?)
経費とは、昼食代と水道光熱費のことです(なぜ昼食代だけかはわからず)。
その経費が「食事代」という表現で、その代金が「6,680円」みたいです。
それでもとても安いです。
医療費とは?
医療費は医療保険の適用を受けるために支払っています(ご家族を扶養されている方はその分も引かれます)。自衛隊病院等はタダと聞いていましたが、もともと引かれた状態で俸給されていたのですね。
営外手当がもらえる理由
食事代として引かれていた分が営外になれが払う必要はありませんので、食事代が相殺されるようなイメージです。
自衛隊階級別平均俸給月額を暴露


自衛官ってどれくらいの給与をもらってるの?

自衛官は年齢より階級に応じた俸給をいただけます(勤めた年数も、もちろん大事です)。
とするも、准尉・曹長・1曹は勤務年数が長い方が多いため、平均俸給額は高いですね。逆に2尉・3尉は若手幹部が多いため、俸給は低めです。
自衛隊の昇給システム


階級が上がらなかったら、毎年俸給額は同じなの?

今までのは、知らないことだらけだったけど。
それについては、わかります。
俸給を決める基準となる「号俸(ごうほう)」というものがあります。
俸給は、「号俸の行」と「階級の列」からなる「俸給表」をもとにして決まるそうです。
号俸は年度の初め(4月)に4号俸あがるらしいですが、高い評価を受けた翌年は6~8号俸あがることもあるとか。
以下は一例です。

もちろん3尉以上、3曹以下の階級もあります。
年間で約4,000円くらい上がっている感じですかね!?
階級が上がらないと号俸が上限に達してしまうため、その場合は俸給が上がらなくなるそうです。
自衛官は諸手当が目当て!?


お金を稼ぎたいなら、俸給以外に手当を貰わなくちゃいけないね。

手当ってどんなものがあるんだろう。
主要な諸手当
住居手当、単身赴任手当、地域手当、広域移動手当、特地勤務手当・寒冷地手当、その他の手当紹介
住居手当
自衛官は本来、官舎に住むようになっていますが、全員が官舎に住むことはできません。やむを得ず民間の賃貸住宅を利用する隊員の負担を軽減する目的で住居手当が支給されているそうです。よって持ち家の隊員への支給はありません。

単身赴任手当
自衛官は異動が多くあります。異動等を原因として単身になった隊員について、二重生活を送ることによる経済的、心身的負担を軽減することが目的らしいです。
支給対象は、「現部隊」から「異動先部隊」までの距離が60km以上になる場合に支給されます。
配偶者の居住している住居から、単身で生活する住居への距離で手当の金額も変わるそうです。

地域手当
自衛官給与に地域の民間賃金水準をより的確に反映させる目的で、全国共通の俸給表の水準を基礎とする自衛官の給与水準を、民間賃金の地域格差の事情等に応じて調整することが目的らしいです。
支給額については
(俸給+扶養手当+管理職手当(偉い人のみ)+営外手当)×支給割合
「異動後の部隊」が「異動前の部隊」より支給割合が低い場合(無支給含む)は、急に支給がなくなったら大変なので「異動保障」といって徐々に支給割合を下げていく制度になっているそうです。
広域異動手当
俸給水準について、民間賃金の低い地域の水準を考慮して引き下げられてますが、広域的に転勤のある民間企業の賃金水準は地域の平均的な民間企業の賃金水準よりも高いことを考慮し、広域異動の円滑化を図ることが目的らしいです。
支給額については
(俸給+扶養手当+管理職手当(偉い人のみ)+営外手当)×支給割合
以下の表は支給割合
異動前後の部隊間の距離 | 支給割合 |
60km以上300km未満 | 5% |
300km以上 | 10% |
地域手当と広域異動手当は割合の大きい方が支給されます(こんなに単純ではないそうですが、そう考えとけばOKとのこと)
特地勤務手当・寒冷地手当
特地勤務手当とは、隊員が生活の著しく不便な地に所在する部隊に勤務する場合における、精神的負担や生活の不便に給与上で対処することが目的みたいです。
北や南等の島々に支給されやすい手当みたいです。
与那国や硫黄島は支給割合23%つくみたいです。
寒冷地手当とは、寒い地域で勤務する隊員の、冬期間における暖房用燃料費等生活費を補てんすることが目的みたいです。
北国や東北等が該当するみたいです。
この手当ては、支給額が駐屯地ごとに決まっているそうで、1番高くて26,380円とのこと。
その他の手当

他にも、いろいろな手当があるよ。俺も覚えきれないよ。
手当を知ったら、「稼いでおいで」と言われる自衛官が増えるかも・・・。
通勤手当、航空手当、落下傘隊員手当、特殊作戦隊員手当、国際平和協力手当、航海手当、レンジャー作業手当、救急救命処置手当・・・などなど
まとめ:給与の仕組みを理解して家計管理に活かそう
自衛官の給与は、食事代や医療費が引かれていたり、階級や勤務状況に応じた手当が支給されていたりと、意外と複雑な仕組みになっています。
給与明細には住居手当・単身赴任手当・地域手当などが記載されていますが、その計算方法や支給条件を理解している方は少ないのではないでしょうか? また、昇給の仕組みを知っておくことで、将来の収入見込みや家計管理の計画も立てやすくなります。
この記事を通して、自衛官の給与のリアルな実態を知り、夫の収入をしっかり把握して家計に活かしていきましょう!