どうも、自衛官妻のメイです。

はぁ~何かいい副業はないかなー。

何言ってるの!公務員は副業できないでしょ!?

そ~なんだけど、このままの収入で家族を守れるか不安だよね。転職を考えてるけど、副業ができるなら、そこで実績を残して次に挑戦していきたいと思ってさ。
このように悩む自衛官の方は少なくありません。私の夫も自衛官ですが、家計の見直しや将来の備えを考える中で「副業」について真剣に考えるようになりました。
あと「転職」したいけど副業も選択肢に入れているみたいですね。
しかし、自衛官は法律で副業が制限されている職業です。
それでも実は、「合法的にできる副収入の方法」もあるんです。
本記事では、現役自衛官の妻という立場から、
・副業が禁止されている理由とその根拠
・自衛官でもできる副業の具体例
・始める前に知っておきたい注意点
などをわかりやすく解説します。
この記事を読んでわかること
・自衛官の副業が制限される理由
・合法的に収入を得られる副業(副収入)の具体例
・自衛官として副業を始める前に知っておくべき注意点
・副業をきっかけに将来の転職も視野に入れる考え方
・安心して使えるサポートサービスや相談窓口の紹介

根拠に基づいた正しい情報を中心に、噂や体験談ではなく事実だけをお伝えします。
夫にいろいろ聞いたので参考にしてほしいです。
自衛官は副業禁止?法律と規則をわかりやすく解説


もちろん「禁止」です!!

なら、今回の話しはこれで終わりじゃん。
それじゃつまんないでしょ(笑)絶対禁止なの!?

・・・ただし、例外もある。
※自衛官は「国家公務員」に該当し、法律上、原則として副業は禁止されています。
根拠となる法律は以下の表のとおりです。
法律 | 内容 |
国家公務員法 第103条 | 営利企業への従事の禁止(例:バイト・事業運営など) |
国家公務員法 第104条 | 有償活動・兼業の禁止(報酬を得る活動には許可が必要) |
自衛隊法 第61条 | 信用失墜行為の禁止(自衛官としての信用を傷つける行為はNG) |

やっぱり何もできないじゃん。

基本はそうなんだけど、さっきも言ったとおり例外があるんだよ。前提としては「所属部隊の許可を得る」「収益の規模や性質が非営利目的である」であることが必要です。
例えば、「太陽光発電の売電」「家族名義の事業手伝い」など、合法的に認められる例もあります。
無申請・無確認で行ってはいけません。あとから後悔しては遅いので、多少面倒でも始めるときは事前に確認を取りましょう。
合法的にできる!自衛官でも可能な副業7選


副業と言えるかはわからないけど、収入を得られる可能性があるものを紹介します。
※一定条件のもとで「副業的な活動」や「副収入」を得る手段は存在します。
1.太陽光発電の売電
2.不動産賃貸(小規模)
3.小規模農業
4.iDeCo・つみたてNISA・投資信託
5.株式投資
6.実家の家業の手伝い
7.地域ボランティア・非営利活動
太陽光発電の売電
収入性:◎、【要申請】
・自宅屋根レベル
・自宅に設置した太陽光パネルで発電し、余剰電力を売電する方法。
・収入が継続的・事業的になるため、「不動産所得」とみなされ申請が必要。
・多くの部隊で実際に申請があっている。
不動産賃貸(小規模)
収入性:◎、【要許可】
・相続などで取得した物件を1~2部屋貸し出すような「小規模な賃貸」は、申請すれば許可されることが多いそうです。
・ポイントは「事業的規模」でないこと。
・例:アパート10室以上や家賃収入が年500万円以上になると「副業」扱いになる可能性あり。
小規模農業
収入性:△、【原則OK】
・自家消費または家庭レベル
・自家用の米や野菜の栽培など、「生活の一部としての農業」であれば副業とはみなされません。
・農協に出荷したり営利目的になると申請が必要になりますが、家庭菜園規模なら問題なし。
iDeCo・つみたてNISA・投資信託
収入性:○、【資産形成=OK】
・自衛官でも利用可能な国の制度。公務員の利用も想定されており、法令上問題なし。
・長期的な積立と分散投資によって、将来の資産を構築できます。
・iDeCoは途中引き落としはできないが、公務員は使用しやすい制度
株式投資
収入性:○、【内容次第でOK】
・長期・少額運用が望ましい
・株の売買も基本的には自由ですが、デイトレードのような頻繁な取引や高リスク投機はNG。仕事中も気になって集中できない。
・長期保有(インデックス投資など)はほったらかしで運用できるので、行っている自衛官も多くいます。
実家の家業の手伝い
収入性:△、【無報酬 or 許可制】
・実家や配偶者が営む小さな商店や農業などを「無報酬で」手伝うことは、申請なしでできる場合があります。
・報酬が発生したり、本人名義になっている場合は許可が必要
・ただし、このような活動を通して「副業の準備」「将来への布石」とする考え方が重要です。
・一見、収入にならない「無報酬」の活動ではあるが、「今すぐお金にならなくても、合法でできることから始めることが、将来につながる第一歩になる」と考える。
地域ボランティア・非営利活動
収入性:×、【安心度◎】
・地域の防災活動、青少年支援、スポーツ指導など、非営利での貢献活動
・原則として無報酬であれば、申請は不要
・自衛隊の使命とも相性が良く、隊内でも評価されるケースもあります。

勝手に自己解釈するのではなく、担当者に伝えて、OKか確認することが一番です。
副業に関心を持つ自衛官が増えている理由4選


時代の変化と将来の不安から、副業への関心が高まっています。
近年、「副業」や「収入源の複線化」に興味を持つ自衛官が増えています。その理由には、社会や家計を取り巻く様々な変化があります。
理由①:給与が大きく増えない現実
・自衛官の給与は安定していますが、大きく伸びることは少なく、昇給ペースも限定的
・物価の上昇や家族構成の変化に伴う教育費・住宅ローン等で「今の収入だけでは将来が不安」と感じる人が増加
理由②:収入の柱を1つに頼ることのリスク
・公務員は安定職とされていますが、社会全体では「収入源の複数化」がトレンド
・1つの職場に依存せず、将来の選択肢を広げる手段として副業に関心を持つケースが増加
理由③:退官後の生活を見据えた行動
・自衛官は他の職業よりも定年が早く、50代後半で第2のキャリアを迎える人が大半
・そのため「今のうちにできることを始めたい」と、資産運用や副業の情報収集を始める人が増大
理由④:周囲の環境変化
・周囲の人から「資産運用を始めた」「家業を手伝っている」という話をきっかけに興味を持つ人が拡大
・SNSやYouTubeなどで、自衛官の副収入に関する話題が増えていることも影響
副業を始める前に必ず知っておくべき注意点4選


「合法性・申請・本業への影響」この3つを確認することが重要になりそうですね。

「副業してもバレなければいい」という考えは軽率すぎます。
規則違反は懲戒処分になる可能性があります。
注意点①:規則に違反しないか
・自衛官は「国家公務員法」および「自衛隊法」により、副業が厳しく制限されています。
・副業の内容が営利性・継続性・職務専念義務に抵触しないかをチェックしましょう。
注意点②:部隊・上司に事前確認・申請をする
・グレーゾーンの副業や収入が見込まれる活動を始める前に、必ず上司や人事に相談しましょう。
・実際に「太陽光発電」「不動産賃貸」など、申請が通っているケースも多数あります。
注意点③:副業が本業に影響しないようにする
・勤務時間中のスマホ取引や、疲労によるミス・遅刻などは絶対に避けるべきです。
・本業での信頼が失われると、副業以上の損失が見込まれます(人事評価的に)。
注意点④:「副業=事業」ではないという意識を持つ
・自衛官においては、事業的・反復的な営利活動は原則として禁止です。
・「資産運用」「非営利の活動」「家族名義の支援」などが現実的な選択肢になります。

副業は「やるかやらないか」ではなく、「どう始めるか」が重要になりそうだね。

まずは小さく安全に、ルールを守りながら、その範疇で行動してみましょう。
自衛官が副業から広げるキャリアの可能性


今後の転職されたい方や、その他の方でもライフプラン設計に役立つと思います。
副業をきっかけに、これからの働き方を考える人が増えています。
「副業」と聞くと、お小遣い稼ぎや収入アップのイメージが強いですが、実は副業をきっかけにキャリア全体を見直す人が増えています。

自衛官は定年(退官)が早いですからね。
自衛官は、階級や職種にもよりますが、概ね50代で定年を迎えます。

多くの隊員が「第2の人生」に進むため、在職中から将来を見越した準備が必要になると思っています。

副業は自分の「向き不向きを試す場」にもなりますね。
●小規模な副業や非営利活動を通じて、自分が何に興味を持つか・得意かを知ることができます。
●これは転職活動や人生設計にも大きなヒントになります。
「副業 × 自己分析」で見えてくる強み

自分に合った副業に挑戦するためには、まず自己分析が重要です。
「自衛官の経験を活かせる仕事って?」「どんな職種に転職できる?」といった不安も、事前の準備でクリアになることが多いです。
副業は「いまの収入を補う手段」であると同時に、「将来の選択肢を広げる手段」でもあります。
迷ったら、まずは小さく始めて「やってみる→振り返る→選び直す」のサイクルを回していきましょう。
副業・転職を支える自己理解ツール

先に結論から伝えると、「副業や転職を考えるなら「自分の強み」を知ることから始めよう」です。

副業には興味があるけど、そもそも俺には何ができるんだろうな?

自分の得意なことや好きなことがわからない?

このような方も多いと思います。
最初につまずきやすいのは「自分に合った道がわからない」という悩みだです。
自衛官だからこそ、自己分析が大事な理由
自衛隊では自分の得意を言葉で伝える場面は少なく、職務上の強みやスキルを「自然とこなしている」ことも多いです。
しかし、副業や転職の世界では、自分の強みを伝える力が非常に重要になります。
- 「真面目にやってきた」だけでは通用しない
- 「どういうタイプの人間か」「何が得意か」を言葉にできるかがカギ

自己分析はこれからの選択肢を増やすための最適な手段なんだね。
副業の失敗は「自分を知らない」ことから始まる

副業失敗の多くは自分を知らないことが大元の原因みたいですよ。
・流行っていると聞いたから始めたけど続かない
・コツコツやる作業は向いていない
・大きな収入がほしい
・副業の経験が、先の転職活動に活かせない
こうした声も、すべて自己理解の不足から来ています。
だからこそ、いきなり飛び込むのではなく、「準備」として自己分析を活用してほしいと思います。

自分のこと理解してますかって聞かれて、理解していると自信を持って言える人は少ないですよ。
いきなり、転職や副業と言われても踏み込めないと思います。
まずは自分を知ることからでいいんです。自分のことを知ってから、ゆっくりと進んでいけばいいと思いますよ。

これからの自分を考える第一歩として、まずは無料で試せる診断をしてみてはいかかでしょうか?
誰でも無料で試せる「自己分析ツール」

自己分析ってどうやってするのかわかりません。

今はスマホでも数分でできたり、実際にプロの方に相談できたりします。
私も実際にどちらも試してみました。比べてみると表のような感じです。
項目 | スマホ | プロに相談 |
特徴 | 短時間・どこでもできる | 会話を通じて深く理解 |
所要時間 | 約5~10分 | 約30~60分 |
方法 | 診断アプリ等 | オンライン面談、電話相談 |
費用 | 基本無料(サービス内で完結) | 初回無料(その後は条件次第) |
向いている人 | ・忙しい人 ・まずは試したい人 | ・副業、転職を本気で考えている人 ・自分に合う仕事が何かを知りたい |
得られる情報 | ・強み・価値観の簡易可視化 ・副業やキャリアの方向性 | ・強みの活かし方アドバイス ・今後のプランニング |
一歩目のハードル | かなり低い | ・やや高そうに思われがちだがそうでもない ・得られる情報は深い |

自分の強みを知るって楽しいですよ。
合いそうな方から試してOK!どちらを選んでも、一歩踏み出す価値は大きいです。
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まとめ:自衛官でも副業は選択肢になる

結局、自衛官って副業できるの?できないの?

原則禁止だけど、ちゃんとルールを守ればできる方法もあるんだよ。
副業=禁止ではなく、「正しく知ること」が第一歩

なんか今まで「副業=悪」だと思い込んでいたな~

多分、それが一番もったいないよね。ちゃんと知ったら、やれることもあるのに。
自衛官の副業には制限があるけど、民間で働いている夫や奥さんは自由に動けると思いますので、ぜひご一緒になって考えていただければと思います。
副業を考えることは逃げじゃない。むしろ未来への備えです。

今の環境にも不満はあるし、やっぱり将来がちょっと不安で・・・

うん。だからこそ今のうちにできることを考えておくのは、大事だと思う。
・今後、給与が大きく増えるわけじゃない
・定年が早く、第二の人生が現実的に迫っている
・子どもの教育費、住宅ローン、老後資金…
そういった不安に備えて複数の収入源を持っておくことは、むしろ家族を守るための行動とも言えます。
副業の前にやるべきことは「自分を知る」こと

早速行動に移さなくちゃ。行動に移して初めて意味が出るからね。

まずは、自分に向いてることを知るところからだと思う
副業でも転職でも、最初のステップは自己分析。
「自分の得意」や「価値観」「働き方の好み」を把握しておくことで、無理のないスタートが切れますよ。
夫婦で一緒に進める未来設計もありかもしれません。
副業や転職は、家族全体の未来設計にも関わるテーマ。
だからこそ、夫婦で一緒に考えながら進めることで、「お金」や「働き方」に対する意識も変わっていきますね。

たしかに、副業とかって一人で黙々とやるイメージだったかも。

お互いにいろいろ考えていこうね。また私も副業探してみようっと。
そして、何事もまずは「自分を知る」一歩から始めましょう。
・いきなり副業を始める必要はありません
・まずは自分の強みを把握しましょう
・気になる場合は、無料で相談してみる
副業はルールを破ってこっそりやるものではありません。
正しい知識と準備で、「いざという時の選択肢を持つ」ことこそ、自衛官として・家族としての責任感にもつながります。
今日が、皆さんにとって「人生の準備を始める日」になりますように。